勝つための努力に何年もかかり、試合では数秒、数分で勝負の決まるハッキリとした実力スポーツがボクシングだ。
強いものが勝ち残る・・・。
本人にしては納得のいかない結果だ。
お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと、ミドル級の山崎静代(33=よしもとクリエイティブエージェンシー)が、3回戦でアンドレア・シュトローマイヤー(ドイツ)に1回RSC(レフェリーストップコンテスト)で敗れ、ロンドン五輪出場が絶望的になった。 前日のように前に出ることができず、サウスポーの相手の左ストレートをもらう展開。1ラウンド30秒過ぎにスタンディングダウンを喫すると、1分10秒過ぎ、残り時間わずかとなったところからも左ストレートからの連打で3度目のダウンを喫し、残り4秒でRSCとなった。 「すごく悔しいですね。これで終わってしまった…。勝負というのは一瞬で終わってしまう…」とぼうぜんとしながら、言葉を絞り出した。 梅津トレーナーとの練習は1日6時間が当たり前。1年で200回以上泣いた。給料は4分の1に減った。今年3月のアジア選手権での1回戦完敗から巻き返し、世界選手権では勝利を挙げるまでに成長した。重圧にも打ち勝ち、しずちゃんは確かな足跡を残した。 今大会のアジア最上位で得られた五輪出場権を逃し、大会後に選出される大陸ごとの推薦枠での出場は絶望的だ。
国際線に搭乗すると必ず見る海外ドッキリ映像↓
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